社会学分野における中退者研究の定着・拡大を目指して、研究補助期間である2017年度には学術論文を1本執筆し、2018年度には学会報告を1回行った。その結果、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センターの共同利用・共同研究拠点事業である二次分析研究会「2019年度課題公募型研究」に採択され、研究会を組織するまでに研究を発展させることができた。また、本研究の成果(知見)は、就労支援政策等を立案する際の基礎資料としても活用可能であると思われる。そこで、学術論文、学会報告という形式にとらわれず、web等も活用しながら、研究成果を広く社会に還元(発信)していくことに今後も努める。
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