天体からの核ガンマ線検出は超新星(SN)の起源、元素合成に最重要な情報である。しかしMeVガンマ線天文学は放射雑音と不完全な画像法を克服出来ず停滞している。我々は電子飛跡検出型コンプトンカメラを開発、MeVガンマ線画像化に必要なガンマ線到来方向測の2角の測定し明確なPSFを実現、現在より100倍高感度な測定が可能なことを示したこのETCCによるSNからの核ガンマ線検出予想のミュレーションを実施、60Mpc遠方のSNまのスペクトル観測が実現、多数のSNを観測、スペクトルを平均化することで理論モデルの判定が確実に行えることを世界で初めて示した。
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