光領域においてファイバベースのヘテロダイン周波数変換技術を確立できれば、電波干渉計のように光を波として受信し、位相情報を得ることができる。これを用いることで大きな口径の望遠鏡を合成することができ、高角度分解能化が期待できる。さらに光ファイバ部品で全て構成が可能な場合、光軸アライメントの必要がなくなり、望遠鏡受光部と相関処理部を独立したシステムとして構成できる。光領域においてもヘテロダイン周波数変換が可能な場合、干渉のためのコヒーレンス長を周波数変換比分だけ長くすることが可能となる。 光位相データを用いた高分解能光干渉計実現のため光ヘテロダイン技術の有効性の検証を行う。
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