研究課題
挑戦的萌芽研究
艇の揺動による造波抵抗の低減が速度や快適性の向上に有効であり、複数人競技者によるばらつきの少ない同調動作が要求される。本研究では、同調動作の効率化のために、競技者の同調支援のため、瞳孔径評価により稼働音が漕手に与える影響を把握した。他者との同調動作が必要な場合では、漕手は稼働音を頼りにしていることが分かった。よって、競技中において、適切な聴覚支援により視覚の負荷および交感神経の働きを軽減できることを示唆できた。
音響工学