研究課題/領域番号 |
16K14637
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
仲 哲治 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (30303936)
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連携研究者 |
藤本 穣 高知大学, 教育研究部・医療学系臨床医学部門, 准教授 (00379190)
世良 田聡 高知大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (50463302)
吉野 潔 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (90362730)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 卵巣癌 / 癌幹細胞 / LSR |
研究成果の概要 |
Lipolysis-stimulated lipoprotein receptor (LSR)はリポタンパク質受容体であるが、癌における役割は不明な点が多い。本研究ではLSRが低グルコースなどの環境下において、リポタンパク質による細胞の増殖・生存に関わることをin vitroで明らかにした。さらに、VLDLの細胞内取り込みとそれに続く脂質代謝を、独自に開発したLSRの機能阻害抗体が阻害し、抗腫瘍効果を発揮することを卵巣癌PDXマウスを用いた実験で証明した。また、抗体投与後に腫瘍組織の癌幹細胞マーカーの発現が減弱することから、抗LSR抗体は癌幹細胞へ抗腫瘍効果を示す可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
腫瘍生物学
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