研究課題
挑戦的萌芽研究
100種類以上の様々な化合物がタンパク質生産の誘導剤となり得るかを試した結果、培地への特定の誘導剤化合物の添加により著量誘導生産するタンパク質を発見するとともに、そのタンパク質遺伝子を同定することに成功した。当該遺伝子の転写開始点を決定し、プロモーターとして機能する領域を同定した。さらに、誘導発現調節に関与する新たなタンパク質遺伝子を同定した。誘導型プロモーターや誘導発現調節タンパク質などの制御機構の一端を解明し、放線菌を宿主とする新規誘導型高発現系の開発に利用可能な知見を得た。
応用微生物学