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2018 年度 研究成果報告書

システムバイオロジーを用いた腎肝クロストーク発症経路の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15047
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 獣医学
研究機関宮崎大学

研究代表者

池田 正浩  宮崎大学, 農学部, 教授 (60281218)

研究協力者 園田 紘子  
押川 さやか  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード腎肝クロストーク / 多臓器不全 / システムバイオロジー / 腎虚血再灌流障害
研究成果の概要

多臓器不全の中でも,急性腎障害と肝障害が合併した場合(腎肝クロストーク)の予後は非常に悪く,その対策は医学・獣医学両領域における焦眉の課題である.本研究では,アレイやオミクステクノロジーにpathway抽出などを組み合わせることによってモデル動物を解析し,腎肝クロストークの特異的な治療ターゲットを提案することを目的として実施した.その結果,CSF2とadrenomedullin (AM)の2つの治療ターゲット候補分子を見出すことに成功した.今後この成果などに基づいて,腎肝クロストークの発症メカニズムの理解が進み,その対策が向上して行くことが期待される.

自由記述の分野

獣医腎薬理学,獣医腎臓病学

研究成果の学術的意義や社会的意義

急性腎不全と肝不全とが合併した場合(腎肝クロストーク)の致死率は高く,その対策は,医学・獣医学両領域において大きな問題となっている.本研究では,モデル動物を用いて検討した結果,この腎肝クロストークの特異的な治療ターゲット候補分子を見出すことに成功した.今後今回の成果などに基づいて,腎肝クロストーク病態の理解が進み,その治療法などが向上して行くことが期待される.

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公開日: 2020-03-30  

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