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2017 年度 研究成果報告書

Non-canonical脂質代謝軸によるマスト細胞の新しい制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15122
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生物系薬学
研究機関東京大学 (2017)
公益財団法人東京都医学総合研究所 (2016)

研究代表者

武富 芳隆  東京大学, 大学院医学系研究科, 助教 (40365804)

研究協力者 村上 誠  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードマスト細胞 / アレルギー / 脂質代謝 / ホスホリパーゼA2 / 生理活性脂質 / リピドミクス
研究成果の概要

血管外組織常在性のマスト細胞は異物の排除応答に関わる一方、この過剰反応は即時型アレルギー性炎症として顕在化する。本研究では脂質の視点からマスト細胞の新規調節機構の解明に取り組んだ。従来のマスト細胞研究の主流であるマスト細胞の「活性化」ではなく、その前段階、すなわちマスト細胞の前駆細胞が組織微小環境との相互作用を通じて「増殖・成熟」し、適切な応答性を獲得するプロセスに着眼し、既成概念であるアラキドン酸代謝とは異なる複数のnon-canonical脂質経路(リゾリン脂質-GPR26経路、PLA2G7B-ω3エポキシド経路)が組織微小環境依存的なマスト細胞の量と質の調節に関わることを明らかとした。

自由記述の分野

脂質生物学

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公開日: 2019-03-29  

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