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2018 年度 研究成果報告書

in vivo細胞再構築による腎臓微細環境の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15214
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 医化学一般
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

金井 正美  東京医科歯科大学, 統合研究機構, 教授 (70321883)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード再生 / ジフテリア毒素
研究成果の概要

ヒトジフテリア毒素とその受容体を用いて、マウスの特定細胞のみを任意の時期に死滅さることが可能である。本トランスジェニックマウスは閉鎖環境に外来細胞を置換することが可能となるため、そこで、AMH-TRECKに加えて、ROSA26-iDTR (全身性のiDTR-Tg)とLtf (Lactoferrin)-iCre Tgの組み換えトランスジェニックマウスラインを作出した。Ltf-TRECKは、生後60日成熟雄で,精のう腺、精巣上体、精管の上皮細胞で発現する。本申請では、これらのトランスジェジェニックマウスにジフテリア毒素を性成熟後投与し、異種細胞移植が可能な系の作出を試みた。

自由記述の分野

発生工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

精細管は管状の閉鎖空間で、比較的免疫寛容を受け易い環境を有する。AMH-Treck Tgマウス(GFP KI)や、Ltf/ROSA26-iDTRトランスジェニックマウスに中胚葉系上皮様細胞などの移植条件を決定し、その後、免疫寛容を呈するNODマウスへ遺伝背景のバッククロスすることで、ヒトiPS由来細胞異種細胞の移入しいては、xenotransplantationの確立へと展開させることが可能となる。将来的には、ヒトiPS細胞から腎各種細胞へのin vivo分化系の探索の糸口となり、その結果、社会的意義が大きいと思われる。

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公開日: 2020-03-30  

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