心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、消化器疾患の大都市部での救急搬送と気象データ(気温、湿度、気圧、日照時間、風速、降水量)との関連について一般化加法モデルにあてはめて解析を行ったところ、下記の結果をえた。 心疾患と脳疾患に関しては気温が高いと、発症するリスクは低い傾向(負の関連)がある。一方で、呼吸器疾患と消化器疾患に関してはそれと逆の傾向(正の関連)が見られた。また心疾患と脳疾患に関しては、日照時間と正の関連があった。その他の気象要因に関してはそれほど目立った関連を示したものは観察できなかった。
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