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2017 年度 研究成果報告書

膵がん背景疾患としてのNASP病態解明のための基礎的検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K15428
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

鎌田 佳宏  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (30622609)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードNASP / NASH / Mac-2 binding protein / 脂肪酸
研究成果の概要

数種類のNASHモデルマウスを用いた検討により、メチオニン・コリン欠乏食(MCD食)投与マウスでは肝臓の病態進展に伴い、膵臓の脂肪化・炎症が悪化していくことがわかった。またヒト慢性膵炎患者を対象とした検討により、Mac-2 binding protein(Mac-2bp)が慢性膵炎の血液バイオマーカーになることを明らかとした。Mac-2bpは我々がすでにNASHバイオマーカーであることを明らかとしており、NASHとNASPの共通病態のキー分子である可能性が考えられる。また、脂肪酸により、膵星細胞から炎症性・線維化促進サイトカイン放出を促し、膵癌病態進展促進に働くことを明らかとした。

自由記述の分野

消化器疾患の病態解明

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公開日: 2019-03-29  

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