研究課題
挑戦的萌芽研究
近赤外スペクトル法は、非破壊、非接触で、瞬時に測定できる電磁波計測法で、救急・集中治療領域では、リアルタイム計測ツールとして大きな魅力を有する。ラットに小腸虚血(3時間)ならびに小腸虚血・再灌流(3時間/1時間)を行い、超小型近赤外分光計を用いて小腸のin vivo近赤外計測を行った。得られた近赤外スペクトル全帯域をケモメトリクスを用いて解析すると、虚血と再灌流による小腸の組織障害の時間変化が良好に捉えられた。
救急医学