研究課題/領域番号 |
16K15950
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
服部 ユカリ 旭川医科大学, 医学部, 教授 (00272899)
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研究分担者 |
池上 将永 旭川医科大学, 医学部, 講師 (20322919)
中田 真依 札幌保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (70594232)
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研究協力者 |
中西 敏貴
守屋 潔
牧野 志津
大坪 智美
野中 雅人
芳賀 博
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 高齢者 / 芸術的風景写真映像 / 感動 / 気分 |
研究成果の概要 |
芸術的風景写真から成る映像メディア(Fine Art Photo Media:以下FAPM )を作成し、コントロール映像と比較した。その結果、FAPMは、美しさや好ましさだけでなく、過去の想起・興味を喚起し、怒り、抑うつ、疲労、緊張などのNegativeな気分を低下させ、安定や活力といったPositiveな気分にすることが明らかになった。血圧等の生理的な指標の変化をもたらすには、4分30秒では短い可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
高齢者看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抑うつ、疲労等のNegativeな気分を低下させ、快適度を高め、活力といったPositiveな気分をもたらすFAPMは、CD等で持ち運びが容易であり、森林など特定の場所に出かける必要がなく、入院中の患者や屋外に出かける事ができない人にも鑑賞することが可能である。また、病院の待合室等で鑑賞することにより、待ち時間の心理的負荷を軽減する可能性がある。さらに高齢者の活力を高め健康をもたらすプログラムや看護介入方法を開発するための基礎資料となる。
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