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2018 年度 研究成果報告書

スマートデバイスによる数学eラーニングのための数式音声入力インタフェースの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 16K16178
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 学習支援システム
研究機関大阪大学 (2018)
武庫川女子大学 (2016-2017)

研究代表者

白井 詩沙香  大阪大学, サイバーメディアセンター, 講師 (30757430)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードeラーニング / オンラインテスト / 音声入力 / 数式入力
研究成果の概要

本研究では,スマートデバイスにおける数学オンラインテストシステムの数式入力環境を改善するために,数式曖昧表記変換方式による数式音声入力インタフェースを提案した。提案手法は,曖昧性をもつ読み上げられた数式から予測される数式候補を提示し,学習者に所望の数式を選択してもらうことで,数式が入力できる。研究成果として,スマートデバイス向けに数式曖昧入力変換方式を用いたユーザインタフェースを開発し,パフォーマンス実験によりその有効性を確認した。さらに,音声認識エンジンと認識した文字列を数式曖昧文字列へ変換するフィルタによる音声入力機能を開発し,スマートデバイス向け数式音声入力インタフェースを開発した。

自由記述の分野

教育工学,ヒューマンコンピュータインタラクション,情報科学教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

スマートデバイスにおける数式入力方法の改善のために,学習者の経験値を活かした自然な入力方法として音声入力に着目し,その実現可能性を示したことである。提案インタフェースはディスプレイサイズに影響されず数式入力が可能なため,従来は学習環境になり得なかった環境においても数学学習の機会を提供できるようになり,数学eラーニングの促進に繋がると考える。また,提案インタフェースを教育者・研究者へ提供することで,新たな学習モデルや教授法の開発研究にも寄与できると期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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