セルロースからエタノールを生産可能にすることを目的とし、Brevibacillus属細菌にエタノールを生産するための遺伝子とセルロースを分解するための遺伝子を導入して発現させた。エタノール生産遺伝子については2種類のBrevibacillus属細菌に導入し、構築した2種類の組換えBrevibacillusはどちらも低収率ではあるもののピルビン酸からエタノールを生産することができた。セルロース分解遺伝子については、7種類のエンドグルカナーゼ、3種類のセロビオヒドロラーゼ、2種類のβ-グルコシダーゼの遺伝子をBrevibacillus属細菌に導入し、分解活性が高くなる遺伝子を選抜した。
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