研究課題
若手研究(B)
マグネシウム(Mg)欠乏の度合いは、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも重度であるが、0.02%Mg食投与では血清Mg濃度以外の血清指標に有意な変化はみられなかった。肝臓における発現変動遺伝子数は、0.02%Mg食投与の方が0.04%Mg食投与よりも多かった。発現変動を示した遺伝子には、脂質代謝、糖質代謝、免疫応答、細胞接着に関するものが両群に共通して多く含まれており、Mg欠乏が軽度であってもこれらの機能は影響を受けることが示唆された。
栄養生化学