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2018 年度 研究成果報告書

発達性協調運動障害の身体性・模倣能力の定量化とバーチャルリアリティ訓練の効果

研究課題

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研究課題/領域番号 16K16453
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関畿央大学

研究代表者

信迫 悟志  畿央大学, 健康科学部, 助教 (50749794)

研究協力者 大住 倫弘  
古川 恵美  
嶋田 総太郎  
中井 昭夫  
森岡 周  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード発達性協調運動障害 / 定型発達 / 感覚運動統合 / 自動模倣 / 自閉症スペクトラム障害 / 注意欠陥多動性障害 / 抑うつ
研究成果の概要

本研究では,発達性協調運動障害における内部モデル(感覚-運動統合機能)障害およびミラーニューロンシステム(自動模倣機能)障害について検証し,確率共鳴現象の提供が,感覚-運動統合機能と運動機能に与える効果を検証することを目的とした。
本研究は,発達性協調運動障害のリスクを有する児では,感覚-運動統合機能と自動模倣機能が有意に低下していることを明らかにした。また確率共鳴の適用は,感覚-運動統合機能を向上することを明らかにした。

自由記述の分野

理学療法

研究成果の学術的意義や社会的意義

発達性協調運動障害では,運動が不器用なために日常生活や学業成績に困難を有するだけでなく,自己肯定感の低下,不安障害や抑うつ症状といった精神心理面にも影響をきたす神経発達障害であり,その頻度は学童期の5~6%と非常に高い。
本研究は,感覚-運動統合や自動模倣といった脳機能の低下が,運動の不器用さに繋がっていることを明らかにし,感覚-運動統合や自動模倣を向上する発達支援が,発達性協調運動障害を有する児の運動の不器用さ改善に繋がる可能性を示唆した。

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公開日: 2020-03-30  

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