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2021 年度 研究成果報告書

第二言語読解における推論の活性化・統合・妥当性プロセスの検証

研究課題

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研究課題/領域番号 16K16879
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外国語教育
研究機関東北学院大学 (2018-2021)
東北福祉大学 (2016-2017)

研究代表者

清水 遥  東北学院大学, 文学部, 准教授 (20646905)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2022-03-31
キーワード英語教育 / リーディング / 推論
研究成果の概要

本研究は日本人英語学習者の推論生成プロセスの検証を行った。英語母語話者と日本人英語学習者の読解中のデータを収集,比較し,日本人英語学習者の読解の特徴を検証した。調査の結果,日本人英語学習者の英文処理は英語母語話者と比べて遅いだけでなく,読解中の推論の生成を難しいことが示された。また,日本人英語学習者は推論を生成する際にその根拠となる情報の理解が不足していたり,より多くの情報を得てから推論を生成する可能性が示唆された。

自由記述の分野

英語教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

学習者が第二言語 (L2) で読解を行う際には,語彙や統語といった処理に躓き,深い理解に至らないということが課題となる。本研究では日本人英語学習者の推論生成プロセスを検証することで,字義的な理解に留まらない英文読解指導への示唆を与えることを目指した。英語母語話者が読解中に推論を生成するのに対し,日本人英語学習者は読解中に推論を生成するかどうかには個人差の要因が大きく影響すること,また推論を生成するのに手がかりとする情報が英語母語話者とは異なることが示された。

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公開日: 2023-01-30  

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