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2017 年度 研究成果報告書

約款の経済分析

研究課題

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研究課題/領域番号 16K17028
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 民事法学
研究機関京都大学

研究代表者

西内 康人  京都大学, 法学研究科, 准教授 (40437182)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワード経済分析 / 約款 / 定型約款 / 不当条項
研究成果の概要

本研究の目的は、経済分析を通じて約款規制の解釈の明確化に寄与することである。この結果、次の二つの成果が得られた。
第一に、伝統的に法学で用いられてきた価値である自由や公平の対比で、効率性が約款規制の場面でどのような要件と結びつき、どのような規制の方向をもたらすかを明らかにした。特に、交渉の有無、独占の有無、選択権の有無の重要性が効率性からは認められないことを、本研究では明らかにした。
第二に、賠償制限が消費者契約などで効力が制限されることが多いことの意味について、行動経済学を含めた経済学の立場からいかに正当化できるかを明らかにした。

自由記述の分野

民法

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公開日: 2019-03-29  

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