研究成果の学術的意義として、チームワーク能力に関する研究の知見の蓄積に貢献できた点が挙げられる。チームワーク能力の構成要素をトレーニングで向上させることができることを実証できたことに加え、チームワーク能力の構成要素間の関連について実証的知見を蓄積することができた。また、社会的意義として、社会のニーズに適合した能力を有する学生を育成することに寄与する、社会的貢献性の高い知見を提供できた点が挙げられる。申請者が開発した大学生のチームワーク能力を向上させるトレーニングは、大学生の“社会人基礎力”を向上させる方策の一つとなることを明確に示すことができた。
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