本研究は、近年の財政状況が厳しい州立大学に焦点を当て、正課外教育に携わる学生支援職や学生支援の内容がどのように変化しているのかをウェブ上の各大学の資料およびthe Integrate Postsecondary Education Data System(IPEDS)のデータとインタビュー調査から明らかにした。データ上では、各大学の総支出における学生支援支出が中には半分以上削られている大学もあった。施設やサービスについて効率性を考慮し、削減することがなされていた。一方で、正課を支える学修支援やキャリア・カウンセリングなどの支援は充実される傾向にあった。
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