研究課題/領域番号 |
16K17430
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
五十畑 浩平 名城大学, 経営学部, 准教授 (10610579)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | フランス / 職業教育 / 高等教育 / 大学 / グランドゼコール / デュアルシステム / 交互制職業教育 / キャリア |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、フランスの長い職業教育の歴史のなかで発達してきた、理論的教育と企業での職場実践を組み合わせた「フランス型デュアルシステム」に関し、近年普及が高まってきた高等教育におけるそれに対象を絞り、どのような歴史的発展を遂げてきたのか、あるいは、実際どのような教育がなされているのか、また、どのような教育上の効果や問題点があるのかを解明していくことにある。 課題であるフランスの高等教育における職業教育の実態、とくに高等教育におけるデュアルシステム(formation en alternance:交互制職業教育制度)の実態究明にあたり、本年度も昨年度同様、フランスの教育制度や、職業教育制度の歴史と現状についてのサーヴェイを引き続き行って来た。 また、本研究課題の中心テーマであるフランスの交互制職業教育制度については、その教育制度のひとつであるcontrat d'apprentissage(見習契約)に着目し、引き続き、この制度を中心とした過去の統計データや資料を収集してきた。 今後は、こうした日本でのサーヴェイを踏まえ、フランスでの現地調査を行い、フランスにおける労働市場改革の動向の実態に迫っていきたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
contrat d'apprentissage(見習契約)の制度を中心とした過去の統計データや資料が思った以上に入手できなかったため。また、校務等により、現地でフィールドワークをするための準備作業や実際に渡仏する機会が得られなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
着実に統計データや資料を収集して分析するとともに、フランスにおいて現地調査を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
期間延長をしたため。
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