研究課題
若手研究(B)
本研究では、質問紙調査によって216名のレット症候群児(者)の情報を得た。163名に手の常同運動が増える因子があり、170名に減る因子があった。手の常同運動を減らす取り組みは半数に行われていた。194名に何らかの興味の対象があり、この多くは、人、映像等の見るもの、音楽等の聞くものであった。皮膚損傷は手、指に、関節拘縮は肩、肘に多く見られた。視線解析は視線の動きの詳細な評価を、動作解析は身体や上肢の運動の変化の評価を可能にし、レット症候群児(者)の評価に有用であることが示された。
重症心身障害児者の療育