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2017 年度 研究成果報告書

2型糖尿病薬メトホルミンによるCD8T細胞疲弊調節の分子メカニズム解明とその応用

研究課題

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研究課題/領域番号 16K18452
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腫瘍治療学
研究機関岡山大学

研究代表者

榮川 伸吾  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (40635265)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードCD8 T細胞 / 代謝免疫 / メトホルミン / 好気的解糖 / グルコース / アミノ酸
研究成果の概要

以前より2型糖尿病薬メトホルミンのCD8T細胞の機能調節による抗腫瘍作用を報告してきた。本研究課題ではその分子メカニズムの解明を目的とした。本研究では、CD8T細胞のAMPK分子の活性化がその抗腫瘍作用に重要であることが明らかになった。また、メトホルミンによるAMPKの活性化はCD8T細胞のアミノ酸トランスポーターの発現を促進すること、TCR刺激後のCD8T細胞の好気的解糖系を促進することが明らかになった。以上の結果は、メトホルミンの抗腫瘍作用にはCD8T細胞の代謝制御が必須であることを示している。

自由記述の分野

がん免疫

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公開日: 2019-03-29  

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