研究課題/領域番号 |
16K18571
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
クロフツ 尚子 秋田県立大学, 生物資源科学部, RPD特別研究員 (30583330)
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研究協力者 |
藤田 直子 秋田県立大学, 生物資源科学部, 教授 (90315599)
中村 保典 秋田県立大学, 生物資源科学部, 名誉教授 (30013767)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | イネ / 澱粉 / アミロペクチン / 酵素間相互作用 |
研究成果の概要 |
澱粉構造を制御する分子機構を明らかにするため、野生型ジャポニカ米において酵素複合体の形成が明らかになっているスターチシンターゼ (SS)I、SSIIa、SSIIIa、枝切り酵素(BE)IIbが欠損したイネ変異体を用いて、ゲル濾過法を行い、酵素間相互作用が変化を明らかにした。 SSIが欠損するとSSIIaとSSIVbの溶出パターンが変化し、SSIIaが欠損するとSSIの溶出パターンが変化した。一方、BEIIbが欠損するとBEIIaの溶出パターンが変化した。以上のことから特定のアイソザイムが欠損するとアイソザイム間で酵素複合体の形成を相補していることが示唆された。
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自由記述の分野 |
澱粉生合成
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