研究課題
若手研究(B)
本研究では、ホタルの発光現象を利用して生体分子を可視化する基盤技術の確立とそのイメージングへの応用を目指して研究を行った。具体的には、励起状態における電子移動を制御することで標的の生体分子が存在する時だけ発光を示す性質をもつ発光基質を開発する。その実現のために様々なテスト化合物を合成する中で、当初発光が消光すると考えられた発光基質から想定以上の発光強度が観測された。このような報告は知られておらず、発光反応を高効率化するための知見が得られたと言える。
ケミカルバイオロジー、イメージング、分析化学