研究課題
若手研究(B)
生体内微量金属イオンは生体機能の維持に重要な役割を果たしており、疾患等によりその濃度は増減する事が知られている。中でも、銅(II)イオンは遺伝性疾患やがん、アルツハイマー病などの多くの疾患との関与が報告されている。そのため、銅(II)イオンの非侵襲的な検出法の開発は種々の生命現象の解析及び種々の疾患の診断において非常に有用である。そこで、本研究では銅(II)イオンによるカルボラン分解反応に基づき設計した銅(II)イオン検出のための11B NMR/MRI分子プローブの開発研究を行った。
薬学