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2017 年度 研究成果報告書

オートファジー流と軸索再生を負に制御するチロシンフォスファターゼ下流因子の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19049
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 病態医化学
研究機関名古屋大学

研究代表者

坂元 一真  名古屋大学, 医学系研究科, 助教 (60612801)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードオートファジー / コンドロイチン硫酸 / PTPRσ / 軸索再生
研究成果の概要

中枢神経軸索は損傷に伴い、その遠位端にDystrophic endballと呼ばれる変性構造を誘導する。これまで神経細胞受容体PTPRがEndballを誘導することは分かっていたが、その機構は不明であった。本研究ではEndball形成の基盤として、PTPRσの新規基質としてCortactinを同定した。CortactinはPTPRσにより脱リン酸化され、Endballではほぼ完全にリン酸化が消失していた。また神経軸索でCortactinをノックダウンすることにより、Endball様の変性構造が誘導できた。以上、PTPRσ―Cortactin系が軸索再生を阻害するメカニズムを解明した。

自由記述の分野

生化学

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公開日: 2019-03-29  

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