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2017 年度 研究成果報告書

新規遺伝子型RSウイルスが従来型RSウイルスを凌駕した分子メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19135
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ウイルス学
研究機関京都大学 (2017)
東北大学 (2016)

研究代表者

古瀬 祐気  京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 特定助教 (50740940)

研究協力者 押谷 仁  
岡本 道子  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードRSウイルス / 感染症 / 呼吸器感染 / 進化 / 遺伝子
研究成果の概要

RSウイルスは、感染すると主に細気管支炎を引き起こす。本研究課題では、近年出現したON1型と呼ばれる新たな遺伝子型をもつRSウイルスについて解析を行った。ON1型RSウイルスがもつ遺伝子学的特徴を全ゲノムレベルで明らかし、系統学的解析によってON1型が出現した進化過程を考察した。さらに、数理モデルによる検討の結果、季節性の有無や免疫学的差異が新しい遺伝子型をもつウイルスの流行拡大に寄与しうることがわかった。さらに、培養細胞を用いた感染実験によって、ON1型RSウイルスが従来のウイルスとは異なる形質を示すことがわかったため、今後その分子生物学的メカニズムをさらに詳細に検討する必要性が示唆れた。

自由記述の分野

ウイルス学

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公開日: 2019-03-29  

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