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2018 年度 研究成果報告書

SPECT・PETにおける普遍的かつ高精度な雑音除去法に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19865
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関京都医療科学大学

研究代表者

松本 圭一  京都医療科学大学, 医療科学部, 准教授 (60393344)

研究協力者 中村 仁美  
荻野 友佳子  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード量子雑音除去 / ウェーブレット変換 / 核医学画像 / SPECT / PET
研究成果の概要

本研究では、画像を空間周波数成分と位置情報に分解できるウェーブレット変換を利用した核医学画像の雑音除去手法(Weighted Bayes Wavelet Shtinkage method;WBWS法)を開発し、数値ファントムと3次元脳ファントムを用いて頻用されているフーリエ変換を利用した雑音除去手法と比較検討を行った。WBWS法はフーリエ変換を利用した雑音除去法と異なり、術者が各種条件設定をすることなく、効果的に雑音除去することが可能であった。

自由記述の分野

放射線科学・医療画像情報解析学

研究成果の学術的意義や社会的意義

術者が経験や知識に基づいて任意の処理条件設定を行う必要がないウェーブレット変換を利用した開発手法(Weighted Bayes Wavelet Shtinkage method)は、核医学画像における量子雑音を局所的、効率的かつ簡便に除去することが可能であり、一般臨床核医学検査における定量性、再現性、および標準化に大きく貢献する可能性が示唆された。また、医療被ばくの最適化や更なる医療被ばく線量の低減にも貢献することが示唆された。

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公開日: 2020-03-30  

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