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2017 年度 研究成果報告書

がん間質細胞の骨髄からの導引阻害を組み込んだ肺がん免疫治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K19977
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 呼吸器外科学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

大塩 恭彦  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (60731916)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
キーワードがん間質細胞
研究成果の概要

マウス肺がん細胞株、ヒト肺がん細胞株を用いての検討ではアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬はがん細胞が分泌する重要なケモカインCCL2の分泌能に影響を与えなかった。肺癌手術検体を用いた評価では腫瘍内のがん間質線維芽細胞の分布と喫煙に関連する因子とが関連しており、3次元画像解析ワークステーションを用いて算出された肺野における低吸収域LAAが最も関連していた。喫煙に伴う血中の炎症性サイトカイン濃度の上昇が、腫瘍微小環境におけるCAFの分化、増殖に寄与しているものと推察され、肺気腫の客観的指標であるLAAが血中の炎症性サイトカイン濃度の予測因子となり得る可能性が示唆された。

自由記述の分野

腫瘍微小環境

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公開日: 2019-03-29  

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