PD-1阻害剤の奏効群は腫瘍遺伝子変異量(TMB: Tumor Mutation Burden)が大きく、T細胞免疫プロファイルスコア(GEP : Tcell-inflamed gene expression profile)が高い症例とされているが,臨床的指標が明らかでなかったために頭頸部扁平上皮癌528症例のTMBおよびGEPを計測し、臨床指標との関連を解析した。甲状腺乳頭癌、肺癌、悪性黒色腫を比較に用いた。結果、(1)悪性黒色腫、肺癌が頭頸部癌よりPD-1阻害剤奏効例が多いこと、高齢、進行喉頭下咽頭癌、PD-L1発現高値例はPD-1阻害剤の奏効が期待できることを示した。
|