研究課題
若手研究(B)
生物学的材料として様々な医療領域分野で注目されている羊膜を基質とした羊膜上歯髄由来細胞シートを応用し、歯髄疾患の新たな治療法の開発を目的としている。羊膜上に歯髄由来細胞を培養し、神経細胞へと分化誘導した羊膜上培養歯髄由来細胞シートを作成した。作成した培養シートを約20週齢 Fischer 344ヌードラット(雄)の歯髄を露出させた臼歯へ移植した。約4週間後、顎骨ごと採取。組織学的・免疫組織学的検討を行ったところ移植した培養シートの局在を認めたが、周囲組織の形態的変化は認めなかった。
再生医療