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2018 年度 研究成果報告書

PsyNACSを用いたWeb型精神科看護計画システムの開発とそのDBの標準化

研究課題

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研究課題/領域番号 16K20819
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 高齢看護学
研究機関徳島大学

研究代表者

飯藤 大和  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (60723921)

研究協力者 谷岡 哲也  
宮川 操  
安原 由子  
ロクシン ロザーノ  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードPsyNACS / 看護データベース / クラウドサーバー / 看護計画システム / ICT / ビッグデータ
研究成果の概要

研究目的は看護アセスメント分類システム(PsyNACS)を用いてアセスメント項目と看護計画をインターネット経由で入力し、情報蓄積を繰り返すことができるWeb型看護計画システム開発を行うことであった。研究初期は電子システムの構築及び情報セキュリティー強化を行った。その後インターネットに接続していないノートPC型PsyNACSを病院に導入し患者150名分の入力を行った。最終年度はWeb型PsyNACSを用いて60名分の患者情報と看護計画を入力した。大学とクラウドサーバーを接続し、病院で入力された情報が大学で確認できることを実証した。結果、情報蓄積とタイムリーなビッグデータの利活用が可能となった。

自由記述の分野

看護に有用なシステムの検討と開発

研究成果の学術的意義や社会的意義

精神科領域では私立病院、小規模病院が多いことを背景に電子化が一般病院に比較して遅れている。開発されたPsyNACSはインターネット回線があれば導入が可能である。また、大学からクラウドサーバーに接続し、入力された情報がタイムリーに蓄積されることを実証した。それにより情報の収集と編集およびシステムへの還元を学術的な視点から可能である。例えば不適切な表現の入力は削除可能である。このようなシステムがインターネット回線を通じて自由に利用できれば高価な電子カルテシステムを購入できなくても患者情報の集約と業務の効率化が図れる。さらには患者ケアの時間の増加や患者支援の効率化につながるものと考える。

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公開日: 2020-03-30  

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