• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

ウェストファリア型国際関係における「儒教的外交」

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16K21495
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 国際関係論
地域研究
研究機関龍谷大学

研究代表者

陳 慶昌  龍谷大学, 国際学部, 准教授 (50569788)

研究協力者 宮坂 眞子  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード国際関係論 / 東アジア地域研究 / 朝貢システム / ポストコロニアリズム / ポストウェストファリア型国際関係論
研究成果の概要

このプロジェクトはどのように現代の東アジア諸国の外交政策が19世紀以前の地域規準によって形作られてきたのかということを検証することによって、今日知られている「国際関係」が違った形で実践されてきただろうということを示すものである。また、本研究はそれぞれの問題がないわけではないが、西洋に支配されている国際システムに対する新しい道が存在するということを明らかにするものでもある。3年間をかけて行われたこのプロジェクトの中で国際的に評価される出版社から4章分の本と2つの書評、1つの国際ジャーナル論文を出版してきた。

自由記述の分野

国際関係論

研究成果の学術的意義や社会的意義

一般的に、現代の「国際関係」はウェストファリア条約やヨーロッパ諸国が作り出した「国際」という概念の基に作られていると信じられている。国際関係学という学問領域はそのような世界の残りを犠牲にし、西洋の利益を反映させる世界観によって支配されてきた。この研究はより公平で包括的な脱植民地化された学問領域を再度描くための学術的研究に貢献する。この研究結果は日本の大衆に対してグローバル政治の一利害関係者として、民主化を求めていかなければならないということに気づかせることができる。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi