本研究はマウス心筋梗塞モデルを用い、マウスiPS細胞の冠動脈内注入による心機能改善効果を心筋幹細胞と比較する研究を発展させ、Lousivuille大学Roberto Bolli教授の研究室において大型動物(ブタ)を用い、iPS細胞の冠動脈内注入による心機能改善効果を検証することを目的としたが、コロナ禍の影響により海外渡航が困難で国内で研究を進めることとなり、また研究遂行にも時間を要した。そのため、まだ研究途上の段階であり、研究期間内に検証可能なデータを得るところまで研究を進めることができなかった。
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