• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

子どもが主体的に学び、科学を好きになるための教育システム開発に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17200046
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

五島 政一  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (40311138)

研究分担者 熊野 善介  静岡大学, 教育学部, 教授 (90252155)
小林 辰至  上越教育大学, 学校教育部, 教授 (90244186)
岡本 弥彦  麻布大学, 環境保健部, 教授 (10367245)
平田 大二  神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 展示課長 (70132917)
下野 洋  星槎大学, 共生科学部, 教授 (30142631)
キーワード地球システム / アースシステム教育 / 科学好き / 教師教育 / カリキュラム開発 / 科学教育 / 野外学習
研究概要

本年度は、アースシステム教育に改善し、地域の人材・施設を利用して、子どもが生き生きと主体的に学び科学を好きになるような教育システムを構築するための基礎的実践研究として、全国規模で教師教育プログラムを展開した。詳細を以下に説明する。
1.日本の教育に役立つアースシステム教育の英文テキストを翻訳した。アースシステム教育用の教材教具の作成を行った。
2.三浦市教育研究所、藤沢市教育文化センター、埼玉県総合教育センターにおいて体系的な現職教師教育プログラムを開発・実践し、参加者が理科好きを育てるカリキュラムを開発し実践した。
3.上越教育大学、学習院女子大学、静岡大学、東京理科大学で現職教師教育プログラムを実施し、その成果としてカリキュラム開発と教材教具の開発を行った。
4.岡山理科大学と東京理科大学では、集中講義用教員養成プログラムを開発・実践し、そのプログラムの評価を行った。特に、東京理科大学ではアースシステム教育の指導者育成用大学院プログラムを実践した。
5.諫早少年自然の家で短期集中アウトリーチ型の教師教育プログラムを実践し、その評価を行った。参加者はその研修の成果を総合的な学習の時間でカリキュラムを開発し実践を行った。
6.アースシステム教育協力校(静岡、神奈川、東京、千葉)で理科好きな生徒を育成する教育プログラムを展開し、そのプログラムの発表会を行った。
7.麻布大学と地域の連携による野外学習を中心とした環境教育プログラムを実施し、参加者が理科好きを育成するアースシステム教育に関するカリキュラム開発・実践を行った。
8.博物館におけるアースシステム教育の教材・教具の開発を行った。岐阜県博物館と神奈川県立生命の星地球博物館では博物館の資料の利用と野外学習に関する現職教師教育プログラムを開発・実践を行い、多様なカリキュラムが開発できた。「科学好きな子どもを伸ばす」ために、学校と博物館(国レベル、県レベル、市レベル)の連携のあり方について議論を深めた。
9.ユネスコのカリキュラム開発プロジェクトに参加し、自然災害教育に関する教材を開発した。諸外国のアースシステム教育の資料を収集した。

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi