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2007 年度 実績報告書

重力エネルギーを利用した林業用モノレールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17380093
研究機関鳥取大学

研究代表者

市原 恒一  鳥取大学, 農学部, 准教授 (60023496)

研究分担者 陣川 雅樹  独立行政法人森林総合研究所, 林業工学研究領域, チーム長 (00353730)
山田 健  独立行政法人森林総合研究所, 機械技術研究室, 室長 (30370290)
豊川 勝生  東京農業大学, 地域環境科学部, 教授 (30353783)
キーワード地球温暖化ガス排出削減 / 森林工学 / 生態系復元・整備 / 林業用モノレール / ハイブリッド車
研究概要

2台のモノレールを使用した間伐材搬出システムについて検討した。このシステムでは、1台目のモノレールは運材用台車を牽引する木材運搬用モノレール、2台目はジブクレーンを搭載した台車を牽引するクレーン用モノレールである。クレーンは、木寄せと運材用台車への荷積みに用い、クレーン用モノレールは運材用モノレールの前方に停車して積載を行い、運材用モノレールが運搬している時には木寄せに用いる。モノレールに搭載されたクレーンで木寄せを行う場合には、木寄せ方向に力が作用して脱線・転倒する恐れがあるため、アウトリガーが必要である。しかし、急傾斜地では斜面下方までの距離が長くなるため、長くて頑丈なアウトリガーが必要になり、重量が大きくなり扱い難くなる。本システムでは、運材用台車が停車する地点の木寄せ方向と反対側の軌道横にある保残木の幹にブロックを掛け、ジブの先端から引き出したワイヤロープをそのブロックに通して木寄せ・積載を行い、アウトリガーを必要としない方法を採用した。その結果、軌条周辺までの木寄せと木材の運搬作業を分離でき、木寄せ・積載地点の移動の簡略化と移動時間の短縮により作業能率を上げ、同時に木寄せ・積載作業の労働負荷の軽減を実現できた。実験では、約100kgの丸太を牽引した場合、ロープの平均速度は約1.6m/secであった。モノレール直下の地盤から水平2m60cm、下方1mにある110kgの丸太の積載は約60秒要した。ブロックを掛けた胸高直径約20cmのヒノキには最大約1200Nのカが作用したが、立木は全く動かなかった。クレーン車モノレールにはブレーキをかけていたため木寄せ方向には全く動いていないが、軌条方向にはわずかな振動の振動が見られた。
その他、モノレールに用いている直流モータの効率を測定した。その結果、効率は斜面降下時にモータを発電機として用いる場合には約30%、登坂時は約60%であった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 森林作業がボランティアの心理に与える影響2007

    • 著者名/発表者名
      市原恒一・豊川勝生・松永裕俊・栢分宏理
    • 学会等名
      第14回森林利用学会学術研究発表会
    • 発表場所
      つくば国際会議場
    • 年月日
      2007-11-17

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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