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2006 年度 実績報告書

ロシア連邦のキャリア教育に関する総合的調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 17402042
研究機関首都大学東京

研究代表者

岩崎 正吾  首都大学東京, 都市教養学部人文社会系, 教授 (30203368)

研究分担者 水谷 邦子  芦屋大学, 教育学部, 教授 (50148582)
遠藤 忠  宇都宮大学, 教育学部, 教授 (10104118)
川野辺 敏  星槎大学, 共生科学部, 教授 (60382553)
森岡 修一  大妻女子大学, 文学部, 教授 (30103188)
嶺井 明子  筑波大学, 教育学系, 准教授 (80209840)
キーワード教育学 / キャリア教育 / 中等職業教育 / 労働教育 / 職業資格制度 / コペンハーゲン・プロセス / WTO / EUとの統一的職業空間の形成
研究概要

平成18年度は、前年度の実地調査と研究成果を踏まえつつ、ロシアのアジア・極東地域の調査に向けて準備し、沿海地方・ウラジオストク市(9月17目〜24日)とハバロフスク地方・市(10月9日〜16日)の実地調査を行った。調査対象ないし調査機関は、地方及び市の教育行政機関、初等中等普通教育学校、初級及び中級の職業教育機関、職業教育研究所、教員再教育・資格向上研究所等である。実地調査及び実地調査後の研究の纏めに当たっては、毎月1回の定例研究会を開催して情報提供等による現地状況の把握に努めると共に、研究報告や翻訳報告等を行い、研究の深化をはかった。また、7月の研究合宿において、東京から遠方の地方に居住する共同研究者を交えての闊達な議論や情報・研究交流を行った。本年度後半、実地調査後は、聞き取り調査の結果や収集した資料の分析を行った。
ウラジオストク市では、(1)沿海地方行政府教育・科学庁、(2)ウラジオストーク市普通職業教育委員会、(3)ウラジオストーク市立第1ギムナジア、(4)ウラジオストーク市立普通第6番学校、(5)学校共同利用学習コンビナート、(6)ウスリースク教育大学、(7)沿海地方第6番職業リツェイ、(8)沿海地方総合技術テフニクム、(9)沿海地方職業教育カレッジ、(10)ウラジオストーク経済サービス大学・就職支援センター「スタルト・カリエーラ」、(11)沿海地方教職員再教育・資格向上研修所を訪問し、聞き取り調査、授業観察、資料収集等を行った。ハバロフスク市では、(1)ハバロフスク地方教育省職業教育局、(2)第32番職業学校、(3)初級職業教育学術・教授法センター、(4)ハバロフスク市教育局(5)ハバロフスク市立第80番初等中等普通教育学校、(6)ハバロフスク市立中等普通教育学校リツェイ(7)ハバロフスク地方教員再教育・資格向上研修所、(8)極東地域間国立工業・経済カレッジ、(9)ハバロフスク教員養成カレッジ、(10)人材マネージメントセンターを訪問し、聞き取り調査、授業観察、意見交換、資料収集等を行った。
調査実施・帰国後は、これらの実態調査に基づく資料の分析を行いつつ、平成19年度に実施する国際シンポジウムに向けて準備すると共に、今年度の研究成果として261頁からなる中間報告書を作成した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] ロシア連邦のキャリア教育改革2007

    • 著者名/発表者名
      岩崎正吾
    • 雑誌名

      内外教育 第5715号

      ページ: 2-4

  • [雑誌論文] ロシア連邦における義務教育をめぐる意志決定と教育財政改革2006

    • 著者名/発表者名
      岩崎正吾
    • 雑誌名

      比較教育学研究 第33号

      ページ: 30-44

  • [雑誌論文] ロシアの職業教育-サンクト・ペテルブルク現地調査を含む-2006

    • 著者名/発表者名
      水谷邦子
    • 雑誌名

      芦屋大学論叢 第44号

      ページ: 43-74

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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