研究課題
基盤研究(C)
結び目と素数の類似に基き、結び目理論(3次元位相幾何学)と整数論の間の相互啓発的な研究を行った。具体的な研究内容、成果は次の通り。・結び目群の2次元表現類の空間(双曲結び目補空間の双曲構造の変形空間)と素数群の2次元表現の変形空間の間の類似性を示した。これに基づき、SL_2(C)Chern-Simons不変量の変動とP進保型L関数の類似性を示した。特にChern-Simons不変量のDeligneコホモロジーによる解釈を与えた。これについて論文1篇を著し、2006年7月広島大、9月Max Plank研究所(ドイツ)、12月京都大において、研究発表を行った。・絡み目の高次まつわり数の類似物をRiemann面上の関数たちに対して、DeligneコホモロジーのMassey積を用いて導入し、その幾何学的構成、諸性真を与えた(手嶋郁二氏との共同研究)。また、朝倉政典氏(九州大)の協力を得て、ボロミアン絡み目の類似をみなせるRiemann面上の3関数の例を得た。これについて論文を著した。
すべて 2007 2006 その他
すべて 雑誌論文 (8件)
Sugaku Expositions (to appear)(掲載決定)
Proc. of Intelligenu of Low. Dim. Topology (to appear)(掲載決定)
Kynshu Journal of Mathemafies 60, 2
ページ: 405-414
Contemporary Mathematics,AMS 416
ページ: 121-136
Kyushu Journal of Math. Vol 60
Contemporary Mathematics, AMS Vol 416
Sugaku Expositions, AMS (to appear)
Proc of Intelligence of Low Dim Topology (to appear)