研究課題
今年度は、(1)大規模・追跡調査、(2)国際比較、(3)政課題とのリンクという本研究の3つの課題に即し、以下の作業を行った。(1)について:高校生の追跡調査については平成21年度の追跡調査に備えて住所確認の作業を行った。大学生調査に関しては、分析を重なると共に、前回調査時に追跡調査への協力を了承したものにWEBによる追跡調査を行った。現在の状況(最終学年に在学中、それ以外の学年、就職、大学院進学、その他)に応じて5種類の調査票で合計3371名から回答を得た。同一人物を追跡し、その変化を分析する設問を多々用意し、前回調査で把握できなかった進路決定にいたるプロセスを詳細に把握する設計となっている。社会人調査に関しては、調査票の検討、調査方法の精査、交渉などをすすめ、平成21年度の実施準備を行った。(2)について:大学生の学習と大学教育改革との関連づけについて、諸外国との比較を行ってきた。具体的には8回にわたるシンポジウムや講演会を行った。たとえば、アメリカとの比較については、国際シンポジウム「教育効果アセスメントと持続的な大学改革」(インディアナ大学、Borden氏)、「学士課程教育の改革戦略」(カリフォルニア大学、ブラウン氏)から教育改善の方策を模索した。また、Students Experience in the Research University (SERU) Projectの打ち合わせなど、アジア諸国(中国、韓国、台湾)とも、こうした分野での連携協力の可能性を検討している。(3)について:文部科学省、日本私立学校・振興共済事業団、東京大学事務局などの政策実務担当者を加えて「高等教育政策ワークショップ」を10回おこなった。国立大学の評価と資源配分、教育成果の測定やコスト分析、大学の国際化、大学の適正規模など、高等教育の中長期的課題について、実証的データによる検討、シミュレーションの作業を行い、議論を深めた。
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