研究課題
2021年度は、研究打ち合わせ会を1回、研究会(神仏融合研究会)を2回実施した。国内調査は、集団で実施することはできず、研究代表者、分担研究者が各別に実施した。研究会は、第1回は、9月18日にzoomにて、鈴木景二「熊野縁起と熊野速玉大社の神像」、高橋早紀子「コメント」を実施した。第2回は、1月29日にzoomにて「書評会・吉田一彦編『神仏融合の東アジア史』(名古屋大学出版会)」を実施した。評者は鈴木正崇、藤本誠、林淳の三氏にお願いし、その後、種々討論を行なった。また、昨年度の計画通り、研究年度を2022年度まで一年間延長することととした。2022年度は、研究打ち合わせ会を1回、研究会を2回、公開シンポジウムを1回実施した。国内調査は諏訪の神仏習合調査を5回実施した。国際研究集会は、コロナの流行が終息しないため、中止とし、代わりに諏訪で大掛かりな公開シンポジウムを実施することに変更した。研究会は第1回は、10月15日に諏訪の現地調査後に準備会として実施し、翌16日に、神仏融合研究会・諏訪神仏プロジェクト主催、諏訪市・大昔調査会共催で、公開シンポジウム「諏訪の神と仏教」を諏訪市文化センターで開催した。プログラムは「御挨拶」(金子ゆかり諏訪市長)、吉田一彦「神仏の融合と分離―神宮寺の歴史と諏訪―」、上島享「中世諏訪社における神事と造営―鎌倉末期を中心に―」、原正直「諏訪神社「御玉会」の神仏習合思想」、伊藤聡「中世神道・中世日本紀における諏訪明神」、石埜三千穂「諏訪神仏プロジェクトと神宮寺の仏たち」、荒見泰史「中国敦煌における地域の信仰と仏教」、渡邉匡一「廃仏毀釈の様相―佛法紹隆寺の文書から見る―」である。第2回研究会は、3月19日に名古屋市立大学にて、二階堂善弘「真武型妙見と鎮宅霊符」上島亨「諏訪社の造営・神事と神仏習合」の二つの研究発表と討論を実施した。
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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