爆発的に増加するビッグデータに対応した検索技術が求められている。これに対し、データベースの統計的挙動を活用するSMAD (Statistical Model-based Algorithm Design)技術が注目されている。本研究ではこのSMAD技術をビッグクエリー×ビッグデータ検索へ展開させる研究を行った。特に、個人ゲノムデータベース、タンパク質立体構造データベース、自然言語テキストデータベースなど様々なデータベースに対する大規模検索の基盤技術を開発することに成功したほか、プライバシー保護技術、PCMメモリにおけるメモリ分散技術、次世代シークエンサー解析などの技術開発にも成功した。
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