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2020 年度 研究成果報告書

嗜好食品による抗老化作用と認知機能促進の分子基盤及び機能的形態学的機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17H01963
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関金沢大学

研究代表者

杉本 直俊  金沢大学, 医学系, 准教授 (80272954)

研究分担者 紫藤 治  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (40175386)
谷内江 昭宏  金沢大学, 附属病院, 特任教授 (40210281)
片倉 賢紀  城西大学, 薬学部, 准教授 (40383179)
上田 善文  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任研究員 (60391877)
宮本 まゆみ  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (80551746)
田中 正二  金沢大学, 保健学系, 助教 (70422657)
内田 薫  高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 助教 (30724132)
横山 忠史  金沢大学, 附属病院, 助教 (00837362)
少作 隆子  金沢大学, 保健学系, 教授 (60179025)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード食品
研究成果の概要

チョコレートの主原料はカカオには、メチルキサンチン誘導体であるカフェインを似た構造のテオブロミンが多く含まれる。私たちはテオブロミンがphosphodiesterase(PDE)活性阻害作用を有することを報告してきた。本研究では、テオブロミンの認知機能に与える影響を小動物実験及びヒト介入試験で明らかにした。ラットには0.05%重量率でテオブロミンを加えた飼料を、健常人にはテオブロミン含有の多いダークチョコレートの摂取とした。ラット、健常人ともにテオブロミンを摂取することにより認知行動が促進することが示された。

自由記述の分野

栄養生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

子供から大人まで幅広く摂取される嗜好食品の代表がチョコレートである。チョコレートはメチルキサンチン誘導体であるテオブロミンを多く含み、その摂取が認知機能を亢進させることが明らかとなった。高齢化が進む中、認知症への取り組みは重要な課題である。本研究は、チョコレートの摂取が認知症の予防に貢献する可能性を示唆したことで、学術的にも社会的にも意義あるものである。

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公開日: 2022-01-27  

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