研究課題
基盤研究(B)
当研究課題で得られたデータは、当研究課題と関連する研究課題(20H03295)と内容を統合しながら、現在申請者を筆頭著者とする論文としてバイオアーカイブに送った後、学術誌に投稿中であり、現在はリバイズを行っているところである。2つの科研費研究課題の内容を統合した理由であるが、1)両者はもともと関連が強いこと。2)両側海馬間のみでなく海馬-皮質間の相互作用の方が学術的なインパクトが大きいためであり、こちらの出版を時間的に優先したためである。
神経解剖学・神経生理学
脳の左右差や生後の育った環境による脳の変化は、ともに神経科学の研究者のみではなく、一般の方の興味を惹くであるテーマだと考えており、事実、一般読者向けの科学雑誌に当研究の内容は掲載されたこともある。特に、幼少時の環境がその後長期間に渡って脳の発達に影響を与えるという実験的な事実は育児や社会活動などにも密接につながる。