研究課題
本課題最終年度にあたる2019年度は下記の3つの領域で次のまとまった成果・今後の研究の継続に関する取り組みが行われた。【被災地における関与型調査】稲場圭信は2017年度から2019年度にかけて熊本県宇城市および宮城県気仙沼市で院生とともに復興イベントの関与型調査を行い、本年度は別記3本の論文にその成果をまとめた。齋藤知明は2020年2月11日、全學寺(東京都足立区)で寺院と大正大学とのコラボイベント「第2回すきだっちゃ南三陸」を開催した。今回は「お母さん支援」をサブテーマにベビーダンスを実施した他、語り部による体験談、無料食堂、ピアノ演奏会、演劇、写真展、法要演舞を展開した。弓山達也はいわき市と双葉郡と川内村において市民参加のイベントやワークショップに参加し、本課題の発展される研究の模索に着手した。【アーカイブ化】河東仁は、本課題絵を含む宮城県南三陸町における8年以上にわたる活動の結果をまとめた冊子(同町における「観光客以上、移住者未満」の《関係人口》の増加策の一環となることを目指した『南三陸オデッティア』)をまとめ、そのPDF版(全28頁)をウェブサイト(http://cchs.rikkyo.ac.jp/topics/2019/4813/)に掲載した。【被災地における聞き取り調査】齋藤知明・寺田喜朗・星野壮・村上興匡・弓山達也は2019年8月26日に大正大学において聞き取り調査による成果『東日本大震災後の宗教とコミュニティ』(ハーベスト社、2019年)の書評会を開催した(評者は島薗進・中野毅・江尻浩二郎)。記録は2020年前期に『宗教学年報』35号に掲載される。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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地域構想
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キリスト教社会福祉学研究
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まなびあい
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