研究課題/領域番号 |
17H03091
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
徐 岩 宮崎大学, 医学部, 教授 (40506763)
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研究分担者 |
林 哲也 九州大学, 医学研究院, 教授 (10173014)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | RNA高次構造 / クリック反応 / 癌治療法 |
研究成果の概要 |
細胞内においてRNA二量体四重鎖構造を形成することを世界に先駆けて明らかにした。19F NMRを用いてヒトテロメアRNA構造の解明に成功した。タンパク質および小分子はテロメアRNA四重鎖と相互作用することを明らかにした。いままで存在しないと考えられていた逆平行型のRNA四重鎖構造を世界に先駆けて発見した。
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自由記述の分野 |
生体関連化学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
NMRによるin vitro及び細胞内のハイブリッド四重鎖構造テロメアDNA分子構造の解明に成功した。クリック反応を使ってin vitroでの四重鎖構造の制御に成功した。開発した核酸誘導体を利用して細胞内Z-DNAなど高次構造の解析に成功した。ヒトテロメア四重鎖構造を標的する小分子を開発し、四重鎖構造の形成を利用した核酸アプタマーを合成し、目的タンパク質を特異的に認識することを明らかにした。ヒトDNA及びRNA高次構造を調べることは、それら高次構造の生物学的機能の理解と疾患治療薬の開発に役立つ。
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