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2018 年度 実績報告書

妊娠糖尿病既往女性の産後の継続支援プログラムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 17H04449
研究機関大阪大学

研究代表者

渡邊 浩子  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (20315857)

研究分担者 菅沼 信彦  京都大学, 医学研究科, 教授 (30179113)
樺山 舞  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (50635498)
木内 佳織  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (70467504)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード妊娠糖尿病 / 産後フォローアップ / 糖代謝異常
研究実績の概要

妊娠糖尿病は母子ともに周産期異常の発症リスクが増加するばかりでなく、将来母子共に糖尿病に進展するリスクも高い。妊娠中はガイドラインに沿ったスタンダードなケアが確立している。一方、産後は6~12週での糖負荷試験の再評価が推奨されているが、その後のフォローアップ体制は確立されていない。本研究の目的は、妊娠糖尿病既往女性の産後の糖代謝状況を3年間フォローアップ調査し、2型糖尿病に進展するリスク因子を明らかにし、地域と連携した糖尿病進展予防に向けた産後の継続支援体制を構築することである。
2年目は、大阪府下の保健センターで開催された4か月児健診の場を活用しリクルートした125名の妊娠糖尿病既往の女性に対し、産後1年目の調査として、随時血糖、HbA1Cなどの糖代謝検査、体組成測定、血圧測定、BDHQを用いた栄養調査を行った。空腹時血糖値とHbA1Cにより境界型(110~125mg/dL)と判定される者が1名(0.8%)、糖尿病型(≧126mg/dL)と判定される者が2名(1.6%)であった。3名のHbA1Cは6.5%以上であった。正常型と判定される者は97.6%であった。体組成、栄養調査の結果については分析中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

妊娠糖尿病既往の産後の女性のリクルート期間が4か月延長したことに伴い、産後1年目の調査時期に遅れが生じた。

今後の研究の推進方策

産後2年目、3年目調査を継続的に実施し、妊娠糖尿病既往女性が産後に糖尿病に進展する発症率とリスク因子を明らかにする。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Dietary intake and the risk of gestational diabetes mellitus at the time of diagnosis2019

    • 著者名/発表者名
      Hiroko Watanabe
    • 学会等名
      International NutritionalScience and Food Chemistry Conference
    • 国際学会

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公開日: 2021-01-27  

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