| 研究課題/領域番号 |
17H04471
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| 研究機関 | 国際医療福祉大学 |
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研究代表者 |
森山 ますみ 国際医療福祉大学, 成田看護学部, 准教授 (90565722)
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| 研究分担者 |
荒木田 美香子 国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 教授 (50303558)
石川 陽子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (40453039)
亀井 縁 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (90624487)
五味 麻美 川崎市立看護短期大学, その他部局等, 講師 (70510246)
二田水 彩 国際医療福祉大学, 成田看護学部, 助教 (40757720)
水谷 真由美 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (10756729)
吉野 八重 北里大学, 看護学部, 准教授 (80433720)
石川 勝彦 山梨学院大学, 学習・教育開発センター, 特任講師 (30714779)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | ECD / 外国人小児 / 外国人母子支援 / 外国人出身国 / データベース |
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| 研究実績の概要 |
平成30年度は1)乳幼児をもつ外国人母のECDに関する情報収集行動調査（平成29年度より継続）、2)保健師による外国人出身国のECDに関する情報探索行動の調査（令和元年継続）、3)外国人出身国の基礎調査、4)外国人の出身国および我が国のECD（Early Childhood Development ）事情のデータベース作成、を実施した。
1) 乳幼児の子どもを持つ外国人母の妊娠・出産・子育て関する情報探索行動を明らかにすること目的として、日本語・中国語繁体字・中国語簡体字・韓国語・英語・ポルトガル語・スペイン語・タイ語・インドネシア語・タガロク語・ベトナム語・ネパール語の12言語によるWEB質問紙調査を継続して実施、研究協力公募の多言語チラシを6自治体の施設（平成29年度配布）に加え、全国の外国人支援団体に632枚配布した（合計9862配布）。有効回答147のデータ分析を行い、情報源、情報項目、妊産婦・乳幼児健診行動等の課題を見出した。
2)保健師による外国人出身国のECDに関する情報探索行動の特徴を明らかにすることを目的として、在留外国人が多い自治体の保健センター507カ所に研究依頼書と質問紙を配布し、現在回収中で、4月末現在19である。
3) 外国人出身国の基礎調査では、中国を訪問し、有識者ヒアリング調査を行い、ECDに関する情報を得た。
4)データベースは、在留外国人母が利用する、日本での妊娠・出産・子育てに必要な情報と、保健医療福祉職が、在留外国人母子支援において活用できる外国語版の資料および外国人母の出身国のECD情報を理解するための情報の2つから構成とし、デザインを決定した。データベースに載せる資料、妊娠・出産・子育て・予防接種・乳幼児健診・発達障害に関連する資料の選定・翻訳を行い、ホームページのデザイン案を作成した。この公開は2019年8月を予定している。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度は、「乳幼児をもつ外国人母のECDに関する情報収集行動調査」「保健師による外国人出身国のECDに関する情報探索行動の調査」の実施、および「外国人の出身国および我が国のECD（Early Childhood Development ）事情のデータベース作成」の作成を行った。
「乳幼児をもつ外国人母のECDに関する情報収集行動調査」では、平成29年度期待する数の回収ができなかったたため、平成30年、研究協力公募チラシの配布先を当初予定の6自治体を対象とし施設を選定していたが、それに加え全国の外国人支援団体に広げ、147の回答を得られた。この研究を今年度継続したため、保健師による外国人出身国のECDに関する情報探索行動の調査の開始が年度末となった。
今年度外国人出身国のECD基礎調査を、中国、ネパールを予定していたが、研究者の状況により中国のみとなった実施できなかった。
外国人の出身国および我が国のECD（Early Childhood Development ）事情のデータベース案を作成し、令和元年8月よりホームページ上情報サイトを立ち上げ、アップする予定である。
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| 今後の研究の推進方策 |
令和元年度は平成30年度から行っている「保健師による外国人出身国のECDに関する情報探索行動の調査」を引き続き行い、得られた結果を分析し、関連学会で報告する予定である。
そして、平成30年度は在留外国人が多い自治体の保健師を対象に外国人乳幼児支援における出身国のECDに関する情報収集行動調査を実施する予定である。
平成29～30年度の外国人出身国の基礎調査でインドネシア、ブラジル、中国を終えた。今後、その内容を検討し、ECD事情のデータベースにアップする。令和元年度の外国人出身国の基礎調査は、バングラディッシュ、ネパールを予定しており、その2国におけるECDに関する情報を収集する。引き続き有識者ヒアリングや資料収集を通して、ECDに関する情報を収集する予定である。
令和元年8月より、ホームページ上情報サイトを立ち上げ、外国人の出身国および我が国のECD（Early Childhood Development ）事情のデータベースをアップする予定である。多くの方に利用しているもらえるように、その広報活動を実施する。
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