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2021 年度 研究成果報告書

中央ユーラシア高地民・低地民の相互交流と騎馬遊牧社会の成立基盤に関する考古学研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17H04533
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 考古学
研究機関金沢大学 (2020-2021)
東京藝術大学 (2017-2019)

研究代表者

久米 正吾  金沢大学, 古代文明・文化資源学研究センター, 特任助教 (30550777)

研究分担者 宮田 佳樹  東京大学, 総合研究博物館, 特任研究員 (70413896)
早川 裕弌  北海道大学, 地球環境科学研究院, 准教授 (70549443)
藤澤 明  帝京大学, 付置研究所, 准教授 (70720960)
覚張 隆史  金沢大学, 古代文明・文化資源学研究センター, 助教 (70749530)
新井 才二  総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 特別研究員 (40815099)
山口 雄治  岡山大学, 埋蔵文化財調査研究センター, 助教 (00632796)
辰巳 祐樹  奈良県立橿原考古学研究所, 調査部調査課, 主任技師 (50824398)
久保田 慎二  熊本大学, 国際人文社会科学研究センター, 准教授 (00609901)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード中央アジア / 天山山脈 / フェルガナ盆地 / 青銅器時代 / 農耕牧畜
研究成果の概要

約1万年前に発生した西アジア型農耕牧畜の東アジアへの拡散経路において地理的制約となりうる中央アジア東部の山岳・山麓地帯への農耕牧畜の波及プロセスを明らかにするために、キルギスとウズベキスタンで遺跡調査と資料研究をおこなった。その結果、初期の農耕牧畜民は1千年もの長い時間をかけて山岳環境の高低差を利用する移牧を成立させ、その地理的制約を解消したこと、また、西方、北方、東方の多様な集団の交流関係の中で農耕牧畜が当地に定着したことが判明した。

自由記述の分野

考古学

研究成果の学術的意義や社会的意義

穀物や家畜から得られる食糧は私たちが生存する上で欠かせない資源であり、食糧生産経済が開始された経緯については多くの考古学研究者が取り組む重要な課題である。本研究では、ムギ、ヤギ・ヒツジを主とする西アジア型農耕牧畜が東アジアへ拡散する過程で地理的制約となりうる中央アジア東部の山岳・山麓地帯を研究対象とすることによって、多様な環境の中で食糧生産を追求した人類の歴史を学際的手法によって紐解いた。

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公開日: 2023-01-30  

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